Soil & Groundwater Treatment Methods

土壌・地下水の浄化手法

Landfarming

ランドファーミング法

ランドファーミング法(Landfarming)は、比較的浅い位置にある汚染土壌を掘削し、所定の場所に集めてバイオ製剤や栄養剤を含む溶液を散布し、撹拌する工法です。汚染土壌を堀り上げ、定期的にバックホウなどで撹拌することで、汚染物質と微生物の接触効率を高め、同時に酸素を供給して浄化を促進します。この工法には、バックホウなどの混合作業に用いる重機と、作業を行うための十分な敷地が必要です。

Biopile

バイオパイル法

バイオパイル法(Biopile)は、ランドファーミング法に追加して行う強化手法です。バイオ製剤や栄養剤を含む溶液を散布した汚染土壌をパイル状に積み上げ、内部に埋設した配管を通じて外気を引き込み、土壌中へ酸素を供給することで、微生物の働きをさらに高め、汚染物質の分解を促進します。より効率的に浄化を進めたい場合に、ランドファーミングに併用して採用される手法です。

バイオパイル法
In-situ Mixing

原位置撹拌法

原位置撹拌法(In-situ Mixing)は、比較的浅い位置にある汚染土壌にバイオ製剤や栄養剤を含む溶液を散布し、バックホウなどで直接撹拌する工法です。定期的に撹拌を行うことで、汚染物質と微生物の接触効率を向上させるとともに酸素を供給し、浄化を促進します。土壌を掘削・移動する必要がないため、広い敷地がなくても浄化が可能です。

Direct Injection

原位置注入法(ダイレクトインジェクション)

原位置注入法(Direct Injection)は、汚染された土壌を掘削せずに浄化できる工法です。ボーリングマシンなどを用いてバイオ製剤や栄養剤を含む溶液を直接注入し、地中で微生物が作用できる環境を整えます。対象土壌の上に建物や構造物がある場合でも施工が可能で、稼働中の施設や制約のある現場で有効な手法です。

In-situ Well Injection

原位置注入法(井戸)

原位置注入法(In-situ Well Injection)は、井戸や検知管孔を利用して、バイオ製剤や栄養剤を混合したバイオ製剤や栄養を含む溶液を地中に注入する工法です。既存の井戸・孔をそのまま活用できるため、稼働中の施設でも浄化の実施が可能です。

Bio Reactor (Patented)

バイオリアクター

バイオリアクター(Bio Reactor)は、複合バイオ製剤「オッペンハイマー・フォーミュラ」と独自開発の酸化槽を組み合わせた生物学的浄化システムで、油・VOCなどを効率的に分解します。酸化槽では渦流によって油・バイオ製剤・栄養剤・酸素を強力に撹拌し微生物分解を促進、沈殿槽では微生物(汚泥)と処理水を分離、汚泥返送により微生物量を安定化させ、清澄な処理水を得ます。密閉構造により揮発を防ぎつつ、地下水浄化から排水処理、硫化水素を含む排水など、幅広い現場に対応できる点が特徴です。

FAQ

よくある質問

工法はどのように選びますか?

汚染の深さと広がり、土質と地下水の状態、建物や設備の有無、掘削できるかどうか、施設を止められるかどうか、求められる期間と目標値を確認します。そのうえで、トリータビリティ試験の結果と合わせて工法と数量を決めます。

関連ページ:トリータビリティ試験(工法選定の根拠)

掘削せずに浄化できますか?

できる場合があります。原位置注入法(ダイレクト・井戸)はボーリングや井戸からバイオ製剤と栄養剤を注入する工法で、掘削を伴いません。建物の下や稼働中の施設でも施工できることがあります。汚染が浅い場合は、その場で撹拌する原位置撹拌法も選択肢です。

関連ページ:原位置注入法(ダイレクトインジェクション)

ランドファーミングとバイオパイルの違いは何ですか?

ランドファーミングは掘削した汚染土を敷き広げ、バイオ製剤と栄養剤を含む溶液を散布して撹拌する工法です。バイオパイルはその土を山状に積み上げ、内部の配管から空気を送って分解を促す強化手法で、場所が限られる現場に向きます。

関連ページ:バイオパイル

バイオリアクターとは何ですか?

汚染された地下水や排水を槽の中で微生物と接触させ、油分を分解する当社の特許技術です。地下水を汲み上げて処理する場合や、工場排水の処理に用います。

関連ページ:バイオリアクター

複数の工法を組み合わせることはありますか?

あります。土壌はランドファーミング、地下水は注入というように媒体で分けたり、掘削除去と原位置浄化を組み合わせて掘削量を減らしたりします。現場条件と期間、費用のバランスで決めます。

関連ページ:浄化実績